どうも、サーフィンを続けている44歳です。
突然ですが、家にちょっと黄色くなってしまったサーフボードはありませんか?
私の家にも、以前はよく乗っていたサーフボードがありました。
この板、決して調子が悪いわけではありません。むしろ、乗ってみると結構調子が良い板なんです。
ところが、長く使っているうちに全体がだんだん黄色くなってきました。
まだ普通に乗れる。調子も悪くない。
それなのに、板を見るたびに、

「なんか、ちょっと嫌だなぁ……」
と思うようになり、いつの間にか海へ持っていく回数も減っていました。
そこで今回は、思い切って自分で塗装してみることにしました。
私は内装の仕事をしていますが、サーフボードの塗装については完全な素人です。
失敗した部分もあります。それでも完成してみると、想像していたよりかなり良い感じになりました。
しかも、白い模様を作るために使ったのは、特別な塗装道具ではなく「中性洗剤」です。
この記事では、塗装素人の私が黄ばんだサーフボードを塗装した手順と、実際にやって分かった失敗を紹介します。
調子は良いのに、見た目が気になって乗らなくなった
こちらが塗装する前のサーフボードです。
もともと真っ白だった板が、全体的に黄色くなっています。


黄色い、、、、、
海で使う道具なので、日焼けしたり、傷が増えたり、少しずつ古くなったりするのは当たり前です。
サーフボードは見た目だけで乗るものではありません。板の浮力や動き、自分との相性の方が大切だと思います。
それでも、サーフィンへ行く前に何本かの板を見比べると、つい気に入っている板や格好良いと思える板を選びたくなります。
この黄色くなった板も、乗れば調子が良いことは分かっていました。
でも、なんとなく手が伸びない。
性能には関係ないのに、見た目があんま気になって乗らなくなっていたんですよ
「それなら、自分がまた乗りたいと思える見た目に変えてみよう」かなって
これが、今回塗装してみようと思った一番の理由です。
塗装に使ったもの
今回使った主なものはこちらです。
- サンドペーパー
- 養生用のテープとビニール
- ミッチャクロン
- 白のスプレー塗料
- グレーのスプレー塗料
- 中性洗剤
- 水を入れたスプレーボトル
- 仕上げ用のクリア
ミッチャクロンは、上から塗る塗料を密着しやすくするための下塗り剤です。
最初は「プラサフだったかな?」と思っていましたが、今回使ったのはプラサフではなくミッチャクロンでした。
なお、使用できる素材や乾燥時間などは商品によって異なります。実際に作業する場合は、使う塗料や下塗り剤の説明を確認してください。
黄ばんだサーフボードを塗装した手順
1.表面をきれいにする
まずは、サーフボードの表面に付いた汚れやワックスなどを落としました。
汚れや油分が残っていると塗料がきれいに付かない可能性があるため、最初の清掃は大切です。
洗ったあとは、水分が残らないように乾燥させました。
2.サンドペーパーをかける
続いて、塗装する面にサンドペーパーをかけました。
ここで、さっそく今回の失敗です。
私は少し粗めのサンドペーパーを使ってしまい、思っていたより表面に傷が入りました。
古い塗膜や大きな段差を削るのではなく、塗装前の足付けが目的なら、600番程度の細かいペーパーで表面のツヤを軽く落とすくらいでも良かったと思います。
しかも、今回使用したミッチャクロンは、素材によってはペーパー研ぎをしなくても使用できる密着剤のようです
次にやるなら、最初から強く削るのではなく、目立たない場所で試しながら必要最小限にします。
3.塗らない部分を養生する
次に、塗料を付けたくない部分をテープとビニールで養生しました。
スプレーは思っている以上に広い範囲へ飛ぶため、板だけでなく周囲も広めに覆いました。
ロゴなど、元のデザインを残したい部分も忘れずに養生します。
塗装そのものより、養生に時間をかけた方が仕上がりは良くなると思います。
4.ミッチャクロンを吹く
養生が終わったら、塗料の密着を良くするためにミッチャクロンを吹きました。
ミッチャクロンは厚く塗って下地を隠すものではなく、素材と上塗り塗料の間をつなぐための下塗り剤です。
一度に大量に吹かず、使用方法を確認しながら塗布しました。
5.白のスプレーで全体を塗る
ミッチャクロンの乾燥後、最初に白のスプレーを吹きました。
もともとの黄ばみを隠し、あとで作る模様の色にもなるため、白をベースにしています。
一気に仕上げようとすると垂れやムラが出やすいため、様子を見ながら塗り重ねました。
白を塗り終えたら、次の作業へ進む前にしっかり乾かします。
6.中性洗剤をランダムにかける
ここが今回の塗装で一番面白かったところです。
白く塗ったサーフボードの上へ、中性洗剤をランダムに垂らしました。
きれいな線を描こうとはせず、太いところ、細いところ、途中で途切れるところができるように、板全体へ自由にかけていきます。
この時点では、どんな模様に仕上がるのか、正直よく分かりません。
「本当に大丈夫かな?」
と思いながらやりましたが、この適当なくらいの感じが、完成したときに良い模様になりました。


7.洗剤の上からグレーを吹く
中性洗剤をかけた状態で、その上からグレーのスプレーを吹きました。
洗剤が付いている部分にはグレーの塗料が直接付かないため、あとで洗剤を流すと下に塗った白が模様として現れます。
同じ形をもう一度作ろうと思っても、おそらく作れません。無理です
偶然できる線や飛沫も含めて、自分だけのデザインになります。






8.洗剤を流して模様を出す
グレーの塗装が乾いたあと、水を使って表面の洗剤を流しました。
すると、洗剤をかけていた部分から白い線が出てきました。
この瞬間はかなり面白かったです。
最初から模様を細かく計算したわけではありませんが、グレーの上に白い線がランダムに入り、思っていた以上に格好良くなりました。
細い線、太い線、小さな水滴のような部分が混ざり、手書きでは作りにくい模様になっています。


おおおぉぉぉ!
ちょっと感動
9.乾燥させてクリアを吹く
洗剤をしっかり流したあとは、サーフボードを十分に乾燥させました。
最後に、表面を保護する目的でクリアを吹いて完成です。
クリアを吹くと色にツヤが出て、グレーと白の模様もはっきり見えるようになりました。
塗装の耐久性については、実際に海で何度か使用してから、剥がれや傷の状態を追記したいと思います。
完成したサーフボードがこちら
完成した板を見て、自分でも「結構良くない?」と思いました。
黄色かった頃と比べると、印象がまったく違います。
グレーと白だけなので派手すぎず、もともとの黒いラインやロゴとも合いました。
近くで見ると素人らしい部分や、もっとこうすれば良かったと思うところもあります。
でも、自分で乗る板なので、これで十分です。
むしろ、完璧ではないところも含めて、自分で塗った板らしさがあります。




塗装して一番変わったのは、板ではなく自分の気持ちだった
今回あらためて思ったのは、サーフボードは調子だけでなく、見た目も大切だということです。
もちろん、塗装したから板の性能が上がったわけではありません。
黄色かったときも、乗れば調子の良い板でした。
それでも、見た目が変わっただけで、
「久しぶりにこの板へ乗りたい」
と思えるようになりました。
サーフボードは、ただ波に乗るための道具ではありません。
海へ行く前に眺めたり、車に積んだり、ワックスを塗ったりする時間も含めて、気分を上げてくれるものだと思います。
どれだけ調子が良い板でも、手に取らなければ海では乗れません。
反対に、見た瞬間に乗りたくなる板なら、それだけで海へ行く楽しみが一つ増えます。
今回のDIY塗装で一番良かったのは、黄ばみを隠せたことより、この板への愛着が戻ったことかもしれません。
実際にやって分かった注意点と反省点
塗装素人の私が、今回やってみて感じた注意点をまとめます。
- 最初にワックス、汚れ、油分をきちんと落とす
- サンドペーパーは、いきなり粗いものを使わない
- 塗らない場所と周囲を広めに養生する
- スプレーは換気の良い場所で使い、火気を近づけない
- 下塗り剤や塗料に記載された使用方法と乾燥時間を守る
- 中性洗剤を流したあとは、完全に乾かしてからクリアを吹く
- 最初から完璧を目指しすぎない
特に失敗したのは、サンドペーパーの番手です。
粗いものを使えば作業が早いと思ってしまいましたが、足付けが目的なら削りすぎる必要はありませんでした。
これから同じように塗装する人は、私のように最初からガッツリ削らず、細かい番手で少しずつ試してみてください。
あとマスキングを剝がすときゆっくりの方がいいです、2か所塗装もっていかれました失敗です
また、サーフボードの素材や状態、使用する塗料によって仕上がりは変わります。
今回の記事は専門業者による施工方法ではなく、塗装素人が自分の板で試したDIY記録として参考にしてください。
まとめ|古い板でも、見た目が変わるとまた乗りたくなる
今回は、黄色くなったサーフボードを自分で塗装してみました。
作業の大まかな流れは、表面をきれいにして養生し、ミッチャクロン、白、中性洗剤、グレー、クリアの順番です。
粗いサンドペーパーを使ってしまうなど失敗もありましたが、完成した見た目にはかなり満足しています。
なにより、しばらく乗っていなかった板を見て、また乗りたいと思えるようになりました。
黄色くなった板や、見た目に飽きて乗らなくなった板を持っている人は、自分好みに変えてみるのも面白いと思います。
塗装のプロでなくても、偶然できた模様を楽しみながら、自分だけの一本を作れました。
今度、この板で海へ行くのが楽しみです。










コメント